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電気自動車と太陽光発電 

昨年末の記事で、電気自動車の「エコ度」について触れたのですが、少し勢いで書いてしまったところがあって、ちょっと気になっていました。そこでいろいろと調べてみると、やはり表現が適切ではなかった様です。以下の通り訂正させてもらいました。

誤 「地球環境問題に少しでも関心のある人ならば、電気自動車がエコというのは誤りであることくらいいまどき知っています。」
正 「地球環境問題に少しでも関心のある人ならば、電気自動車が必ずしもエコとは言い切れないことくらい知っています。」

たかがブログ、されどブログ。発言には責任を待たないといけません(笑)。

言いたかったのは、築地市場で走っている年代物の電気式自動車を、NHKたるもの何の根拠も無く「エコ」などと言ってくれるな、と言う事です。「電気自動車はエコ」というイメージの、単なる押しつけになってしまうからです。

現に、今日こんなものを見つけました。フジテレビのウェブサイト内のアナウンサーのブログ記事からです。
http://www.fujitv.co.jp/csr/ecoana_reports/report/0009.html

「CO2排出量が極めて低く、化石燃料を使わない究極のエコカー・電気自動車が今一つ普及していないのには幾つかの要因があります。」

まず、「化石燃料を使わない」というくだりが間違っています。もちろん走行時にはCO2の排出もありませんが、現時点で日本では発電の6割程は化石燃料に頼っています。記事の中で何か説明があるのかと思ったら、発電の方法などについては一切触れていません。

さらには、このページからは「お台場議定書」なるフジテレビの環境行動計画とやらへのリンクがあります。こんなもの、イメージの押し売りと言われても仕方が無いのでは。

ちなみに慶応義塾大学電気自動車研究室の試算では、電気自動車の電源を全て火力発電でまかなったと仮定しても、従来のガソリン車と比べて「総合効率」は3~4倍程度になるそうです。総合効率がそのままCO2排出量に置き換えられるのかは私には分からないのですが、走行だけに着目すればかなりのCO2削減が期待出来そうです。しかし、ライフサイクル、つまりバッテリーも含めた車の製造から廃棄まで全てを考慮して見れば、まだ何とも言えないようです。モーター製造用の自然原料の供給にも問題があるそうです。ともあれ、今年は「電気自動車元年」になるらしく、国を挙げて推進していくらしいです。

実は、今日は何でこんな事を書いたかと言うと、年末年始に帰国したとき、「これからは太陽光発電がどんどん普及する」という話をテレビで何度となく聞かされたのですが、久々に日本に戻った身としてはなにか違和感があったのです。約半年振りに戻ったとは言え、どこかから降って沸いた話に思えたのです。電気自動車の普及と関連づけて論じている時もありました。私のその違和感はほとんど主観的なのですが、どうしても上記の電気自動車の場合ように、「本当にエコなのか?」という疑問が頭をよぎったりします。新たな産業の活性化、という狙いもやっぱりあるのだとは思いますが・・・・・。

(原文:日本語)



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HONDAとEARTH DREAM 

HONDA_RA107.jpg

HONDAのF1撤退のニュースにショックを受けています。世界的景気後退の影響がこんなところにも及ぶとは。こちらでもかなり大きなニュースになっています。F1は英国ではかなりの人気ですし、マクラーレンをはじめ、英国を拠点にしているチームが4つもありますからね。それに、HONDAのファースト・ドライバーは英国人のジェンソン・バトン。

実は私は大のF1ファンで、ほぼ毎レース生中継で見ています。今や、サッカーより大事です。自分にとってF1の醍醐味と言えば、何と言ってもあの車体の美しさです。それは、最高峰のテクノロジーによって早く走ることを突き詰めた結果としてできた形にあるのです。

一方で、建築をやる人間としては(建築をやっていなくてもそうだったと思いますが)、地球環境への影響はずっと気にかかっていました。本来、市販車への技術の応用がF1の一つの要素でもあるので、まあ良しとすることにしていましたが。そして、遂に来年からはエネルギー回生システム、つまりはハイブリッドが導入されることになりました。

そもそも、どんなスポーツだって間接的にCO2を排出している訳です。ナイターには照明が必要ですし、東京ドームなどは使っていない時ですら空気を送って膨らましていなければなりません。サッカー場の芝生の下には育生の為の温水パイプが埋め込まれていたりもします。多分最も単純なスポーツであろうマラソン、ですら先導バイクに中継車。駅伝ともなれば、各チーム監督が乗り込んだ車が並走していたり。オリンピックの聖火だって除外は出来ません。

15年程前、フジテレビの深夜番組で「5年後」という未来の社会を予測した面白い番組がありました。携帯電話の普及を予測して、「電車内での使用が原因の口論から殺人事件に」など、現実となったものもあり、毎回かなり的を射た内容でした。木梨憲武がPK専門で日本代表に、などというふざけたものもありましたけどね(笑)。F1も取り上げられ、地球環境問題への関心の高まりからソーラーカーに変更された、という内容だったと記憶しています。当時は、「実現するとしてもかなり先の話だろう」などと思いましたが、そのコンセプト自体は遂に現実のものとなった訳です。

今のF1界は、特に金銭面でたくさんの問題を抱えている様です。世界的な経済悪化で、これからしばらくはF1界も厳しい状況が続くかも知れません。でも、「健全なスポーツ」として、これからも見るものを楽しませて欲しいものです。我らがHONDAもいつか戻って来て欲しい。そして、いつか日本人ドライバーが表彰台の一番上に昇るのを見てみたい!

「第3の選択」 

(本投稿は当初内容にいくつか誤りがあったため、1月27日に再編集した物です。ご了承下さい。)

日本語で書く自由を取り戻したところで、いきなりシリアスな話題からいってみたいと思います。

年末年始に日本に一時帰国した時、地球温暖化をシリアスに取り上げた番組を多く目撃した。こちら英国でも、新聞に目を通せば温暖化についての記事がほぼ毎日どこかに載っていて、一面で大きく取り上げられる事も多い。近年温暖化による影響が世界各地で加速度的に見られるようになり、各メディアで大きく騒がれるようになったようだ。日英を比較してみると、英国のメディアの方がより多様な切り口からその問題を取り上げている気がする。

地球温暖化についてはかなり昔から警鐘が鳴らされていたが、人間は結局のところ目に見える現象が実際に起きないことには危機感を持って対応出来ないのか、というのが私の最近の印象だ。

私が地球温暖化について知ったのは、もう30年近く前の事になる。テレビの特番で放送された「第3の選択」という番組で、気候変動により近い将来地球上には人間は住めなくなる恐れがある、というショッキングな内容であった。私は小学生ながらにも、深い絶望を覚えた記憶がある。私の地球環境に対する意識は、この番組が原点だった。

今回の一時帰国中に、何とこの番組についてある特番で紹介されていた。私の記憶からは消え去っていたが、この番組は英国のテレビ局によって制作され、当時1977年に各地で有能な科学者達の失踪が相次いでいたミステリーを追う、というのが番組のそもそもの主題であったのだ。ところが、この番組は大反響を呼んだ物の、のちに実はエイプリールフールに制作されたジョークであったことが明かされたと言うのだ。

そのことを30年目にして知った私は驚いた。しかし、実際その番組では地球温暖化や温室効果のメカニズム、またその他起こりうる異常現象について詳しく説明されていたのだ。番組そのものはジョークだったとは言え、そのような現象が30年経った今現実に私たちの生活を脅かし始めているのである。

嗚呼、この30年間というもの、私たち人類は一体何をやって来たのだろうか? 30年前に戻る事が出来たなら・・・と、切なくなってしまうが、後悔していても仕方が無い。今から出来る事を最大限努力するしかないのだ。

ちなみにその番組において、地球の気候変動への最終手段として秘密会議で採択された「第3の選択」とは、火星への移住計画であった。地球環境の悪化は不可避で、地球では人間は暮らして行けなくなると結論づけたのだ。「なんてくだらないジョークだったんだ!」と、笑って済ませる日はいつか来るのだろうか・・・・・

(原文:日本語)

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