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一時帰国その6 

一時帰国しています。

過去、ほぼ年に2回のペースで帰国していて、今回で6回目。今回は7ヶ月ぶりと、過去2回と比べると間隔は長めでしたが、「あー、日本だ!」という感覚はとうとうなくなってきてしまいました。

しかし、日本についての新しい発見は、今までどおりあります。不思議なことに、その内容は毎回異なり、同じ事柄に対しても毎回印象が変わったりします。

さて今回実感したこと・・・それは、日本人は素直だということ。しかし、残念ながらこれは悪い意味でです。

昨日、買い物などで町をぶらぶらしているとき、

「この新製品、ここがこうで、凄くいいんだってよ。」
「へー、そうなの。」

という感じの会話をしている人たちを見かけました。これだけではないのですが、いろいろな人の行動や表情を見ていると、日本人の素直さ、生真面目さ、やさしさみたいなものが伝わってきたのです。

実は、「騙されやすい」と言った方が、正確かもしれません。世界が混迷を極めている今、世の中にはいろいろな情報が溢れ返っていますが、私はいつも偏った情報に踊らされないように注意しています。しかし、私がすれ違った人たちが、この氾濫する情報にどう対処して行けるのか、少し不安になったのです。

これに対し、欧米人、少なくとも英国人は、一般的に物事や情報をすべて自身で咀嚼し判断する能力を備えているように思います。たとえば、9.11の事件についても、疑いの目で見ている人は多く、みなそれぞれ違った見解を持っていたりします。よく海外旅行者に、「自分の身は自分で守る」などという呼びかけをしますが、欧米人には日常からそのような態度が伺えます。そして彼らは概して楽観的です。

今日あるNHKの番組で、築地市場内で輸送用に使われている古い電気自動車について、ナレーターが「エコカーなのです」などと言っていました。地球環境問題に少しでも関心のある人ならば、電気自動車が必ずしもエコとは言い切れないことくらい知っています。奇しくも、今日は環境保護のアピールとして、NHKは教育テレビの放送時間を短縮しています。伝える方も受ける方も、いやおそらく受ける側の私たちこそ、物事の本質を理解しようと努力しなければなりません。

社会の先行きに不安が募る今、私は「楽観的になること」と「物事の本質を理解すること」はこれからとても重要になってくると思います。同時に、私たちが持ち合わせている「素直さ」なども、決して忘れてはならないでしょう。

ちょっと、真面目になりすぎましたが、今日はこの辺で。

(原文:日本語)

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Do You Celebrate Christmas? 

これは、過去数週間で何度となく訊かれた質問である。そう、ヨーロッパ人にとっては、私らがクリスマスを祝うのかは興味があるのである。その質問にはもう慣れてしまっていて、こんな風に答える。「ああ、祝うよ、特に若者とか子供の居る家庭ではね。うん、ちょっと変だけどね、俺らはだいたいクリスチャンじゃ無い訳だし。俺もあまり関係ないし、まあ若い頃はいろいろやったけど。」

実は、今回が私にとっては英国で迎える初めてのクリスマスなのだ!過去3年は、何れも日本に居た。訳あって、今日の午後はとても静かな事務所に行かなければならなかったけど、やっぱり街は静まり返っていた。そうそう、クリスマスっていうのは家族と過ごすものな訳で。

まあ、言いたかったのは、自分がロンドンに来て以来、日本人のクリスマスに対する態度が変だと思った事。たとえ一人っきりのクリスマスでも、寂しいなんて思う必要は無いんだよ。新年に、家族に会えばそれでいいじゃない!

ということで、今日は家で一人シャンペンを飲んでいます。そして明日は、近所の日本人の友達の家で、クリスマス・ディナー! そうそう、関係無いの・・・でも、やっぱり。。。

(原文:英語

素早い対応 

最近は景気の悪い話ばかりですが、ここ英国では景気対策として12月1日から期間限定でVAT=付加価値税(日本で言うところの消費税)の税率が17.5%から15%に下げられています。どれほどの効果があるのかという議論がさかんになされてはいましたが、とにかく英国政府のこの素早い対応には感心させられます。

今回に限らず、英国政府の動きはどこかの国とは違って本当に素早いです。法律もどんどん変わっていきます。

ところで付加価値税、つまり物を買う時に徴収される税金が17.5%って凄い数字に思えますが、ヨーロッパでは普通の様です。しかし、今回初めて知ったのですが、食品は対象外なのです。英国の物価は非常に高いですが、確かに食品だけは割安です。

どんなに貧しくても食費はかかる訳で、この必要最低限の出費に税金がかからないというのは、良いシステムだと思います。かの国の法律はだいたい欧米の物が手本になっている様だし、どうせ消費税率を上げるのなら、食品は対象外にしても良いかも知れませんね。

(原文:日本語)

「一期一会」 

一期一会、ロンドンに来てから好きになった言葉である。

ロンドンでは学校、仕事、またパーティなどを通して、数多くの人たち、しかも様々な国籍、バックグラウンドの人たちと出会って来た。しかし、いずれ日本に帰る身としては、それらの多くの人たちには2度と会うことが無いと思われる。今の時代、SNSなどを介して、世界中に散らばる友達と連絡を取り続けることは可能ではある。しかし、それではただでさえ忙しい現代の生活がとてつもなく忙しくなってしまう。そんなことを考えるうちに、限られた回数、あるいは限られた時間の出会いこそ大事なのだと思うようになった。

今日はある人とのお別れだった。7月にバスの事故で負ったふくらはぎの肉離れのリハビリ(正確には理学療法=Physiotherapy)で通っていた、治療院のセラピストである。オーストラリア人の彼は明日で仕事を辞め、オーストラリアに帰ることになった。私の怪我は治療費が全て相手の保険でおりるので、とにかく念入りにやってくれと頼んだこともあって、担当の彼が居なくなるギリギリまで2ヶ月間に8回通った。

毎回30分間のセッション、マッサージは予想以上に苦痛だったが、彼との会話は楽しいものであった。苦しい患者の気をそらす目的もあるのだろうが、彼は気さくに良く話しかけて来た。多分まだ20代だが、仕事もしっかりやっている感じだし、とにかく好感が持てた。

今日はお互いに、相手の幸運を願う言葉を交わして別れた。特に連絡先を訊くでも無く、今後会うことはまず無い。でも、何となくそれが嬉しかった。知り合いが出来たことよりも、その人と楽しい時間を過ごせたことが嬉しかった。そして何よりも、足が凄く良くなったことに感謝!

(原文:日本語)

HONDAとEARTH DREAM 

HONDA_RA107.jpg

HONDAのF1撤退のニュースにショックを受けています。世界的景気後退の影響がこんなところにも及ぶとは。こちらでもかなり大きなニュースになっています。F1は英国ではかなりの人気ですし、マクラーレンをはじめ、英国を拠点にしているチームが4つもありますからね。それに、HONDAのファースト・ドライバーは英国人のジェンソン・バトン。

実は私は大のF1ファンで、ほぼ毎レース生中継で見ています。今や、サッカーより大事です。自分にとってF1の醍醐味と言えば、何と言ってもあの車体の美しさです。それは、最高峰のテクノロジーによって早く走ることを突き詰めた結果としてできた形にあるのです。

一方で、建築をやる人間としては(建築をやっていなくてもそうだったと思いますが)、地球環境への影響はずっと気にかかっていました。本来、市販車への技術の応用がF1の一つの要素でもあるので、まあ良しとすることにしていましたが。そして、遂に来年からはエネルギー回生システム、つまりはハイブリッドが導入されることになりました。

そもそも、どんなスポーツだって間接的にCO2を排出している訳です。ナイターには照明が必要ですし、東京ドームなどは使っていない時ですら空気を送って膨らましていなければなりません。サッカー場の芝生の下には育生の為の温水パイプが埋め込まれていたりもします。多分最も単純なスポーツであろうマラソン、ですら先導バイクに中継車。駅伝ともなれば、各チーム監督が乗り込んだ車が並走していたり。オリンピックの聖火だって除外は出来ません。

15年程前、フジテレビの深夜番組で「5年後」という未来の社会を予測した面白い番組がありました。携帯電話の普及を予測して、「電車内での使用が原因の口論から殺人事件に」など、現実となったものもあり、毎回かなり的を射た内容でした。木梨憲武がPK専門で日本代表に、などというふざけたものもありましたけどね(笑)。F1も取り上げられ、地球環境問題への関心の高まりからソーラーカーに変更された、という内容だったと記憶しています。当時は、「実現するとしてもかなり先の話だろう」などと思いましたが、そのコンセプト自体は遂に現実のものとなった訳です。

今のF1界は、特に金銭面でたくさんの問題を抱えている様です。世界的な経済悪化で、これからしばらくはF1界も厳しい状況が続くかも知れません。でも、「健全なスポーツ」として、これからも見るものを楽しませて欲しいものです。我らがHONDAもいつか戻って来て欲しい。そして、いつか日本人ドライバーが表彰台の一番上に昇るのを見てみたい!

勝手に年末調整 

予想外のボーナス! と言っても会社からではありません。国税局から!

一年前に仕事を変えて以来、税金を払い過ぎていたことが発覚したのです。

先日もお話しした通り、ポンド暴落の影響をまともに受けていますが、そんな苦しい状況の中、これは何とも嬉しいニュースです。

ちょうど一年前に仕事を変えたとき、税金の額がやけに上がったのですが、それはただ単に収入が上がったからだと思っていました。ところが、この週末たまたま国税局のウェブサイトを見ていて、なんで急に税金が上がったのかも見てみたのです。そして、日本で言う基礎控除(収入の内、課税対象外の額)に当たるものがあることを発見し、仕事を変えてからその恩恵を受けていないことに気が付いたのです。

今日事務所の経理担当者に話をし、処理してもらうことに。彼によれば、12月の給料と一緒にいくらか払い戻しされるとのことでした。前年度分(3月まで)についても別口で戻って来るとのことでした。

いやー、さすがイギリス! 日本じゃこんなことあんまり無いですよね。でも、今回はこのいい加減さに感謝です。これで少し救われます。今晩は、2週間振りに美味しいワインを頂いています!

(たった2週間だけど)

(原文:英語)

追伸:
放ったらかし状態になっていた英語版ですが、ネットも復活したので久々に更新しました、っていうか、英語で原文を書きました。

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