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半年を終えて 

今の事務所で働き始めてからちょうど半年が過ぎた。ワークパーミットも問題なく取ることが出来、ここまで続けて来られたのは素晴らしいことだと思う。自分の進歩もある程度認めることが出来る。しかしながら、それは当初予想していたよりはるかに乏しいものであることを認めなければならない。

働き始めた時は、3ヶ月くらい経った頃にでもボスにレビューを申し出て、給料も上げてもらおうなどと考えていた。しかし、その時は未だに来ない。私は未だに25歳程度の給料で働いている。自分自身、それ以上の貢献をしているとは思えないのだ。仕事の随所随所では、特に技術的には、もしかしたら経験にものを言わせ思っている以上に貢献出来ているのかもしれない。だが、少なくともそれは目に見えていない。

では、何が問題なのか。それは明らかなのだ。このことは何度も口にはしたくないのだが、問題はコミュニケーション・スキルである。思っていたより、はるかに厳しかった。これを何とかしない限りは、どうやら前には進めそうにない。さらには、英語に対する自信のなさから、他の人たちに対して引け目を感じてしまっている気がする。日本人は潜在的に欧米人に対して劣等感を持っていると思う。ロンドンに住んでいる日本人ですら「外人」という言葉を使う人がいて、「お前が外人だろ」と言いたくなるが、その「外人」はしばしば欧米人のみを指し、インド人や中国人は含まれていない。話はそれたが、結局自分も未だにそこから抜けきれていないのだ。オフィスでは、私が38歳だなんて誰も思っちゃいないだろう。

金曜日、ちょっとショックなことがあった。オフィスの一人が「アソシエイト」に昇格したのだ。こちらの建築事務所で共通して使われている熟練アーキテクトの役職名で、日本式に言えば「課長」あたりだろうか。彼女がよくやっているのは知っていたが、相当驚いた、なにせまだ彼女は30過ぎなので。実は、彼女はちょっと気になる存在。私は彼女と自分とのあまりの大差に失望したのと同時に、彼女がとても手の届かないところへ行ってしまった様な気がした。

別に、自分のコミュニケーション・スキルに全く変化がないという訳ではない。英語の進歩だけが要因ではないが、最近はオフィスでは基本的にリラックスしている。初めの頃はかなりナーバスだったものだけど。これはきっと一番の進歩なのではないか。オフィスでは飲み会、食事、映画鑑賞、テニス、クリケット、それに雪合戦!といろいろなイベントがあり、それらには出来るだけ参加したりと、コミュニケーションに対するあらゆる努力をして来たつもりだ。このブログの「英語版」も、もちろんそのひとつ。

英語については、とにかく続けて行くしか無い気がする。しかし、同時に、コミュニケーション・スキル・アップの一環として、他に出来ることがあるように思う。それははっきりはしていないのだが、「威厳」というもの(特に日本人としての)について考えるべきかもしれない。プロジェクト・アーキテクトとして働く、というイングランド滞在中の目標に変わりはない。次回6ヶ月後、この場でどんなことを書けるだろうか?

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コメント

ふれでぃさん、焦らないあせらない。まだ半年じゃないですか。私なんて1年たってやっとひととおり職場経験したわ、っていうペースでしたから。私は在英8年になりますが、まだまだコミュニケーション力不足。たとえば英人に英語で営業は、とてもでないけどできません。あと、年齢も関係ないと思います、とくにこの国では。私のことも、誰も38なんて思っていないと思うけど、ふれでぃさんの言及を読むまでは、そんなこと考えてもみませんでした(苦笑)。
それよりも、楽しむことのほうが大事です。一つひとつ楽しむうちに、言語も後からついて行きますよ。私も辛い時期があったので、その気持ちは分かりますが。

モリゾノさん、ありがとう。
今回の投稿は、自分に気合いを入れ直すつもりで書いたので、なんだかとてもシリアスな文面だったかもしれませんが、思い悩んでいる訳では無いのでご心配無く!
自分の場合、予定としている2・3年の滞在の間になんとかしたい、そしてそのためには人並み以上の努力が必要と思ってやっています。でも、モリゾノさんのコメントから、焦っても仕方が無い、というのが良く伝わってきます。そして、やっぱりそんな短期間で何とかなるものでもないんだ、というのを実感させられます。
「楽しむ」ということについては、ちょっと忘れかけていたかも知れません。うん、それこそ一番大事なことかもね。

私がバイトしていたお家の奥さんは28歳で某英女性雑誌Gのpromotiondirectorになっていた。雑誌にはでかでかと名前も載っている。ほんとに日本と違って能力は歳に関係なく評価されるので逆に私みたいに(30歳になって)今から建築の勉強する身にとっては、日本よりラッキーかなと思う半分。やっぱ言葉の壁にはぶつかりますよね。

先週の渡英でも、やっぱパブでのおじ様たちの会話に??。
気持ち悪いのは…大体の会話の内容は分かるのに確信がもてない感じ。それはどの場面でも感じる。面接とかでも…。これでえぇのん?えぇのん?みたいな。

長くなりますが、ちょっと大学関係での質問。YearOutって何年ぐらいできるのですか?私の場合、絶対イギリスでRIBA3まで取得するつもりなので、1と2との間でまた貯金できるようなお仕事がイギリスでできるのかな〜と思いまして…。日本人でもHomestudentになれる可能性ってあるのですかね〜?

また、時間があるときにでも返答してください。そしてお仕事楽しんでやってください。

基本的に年齢を気にしなくてもいいのは、本当に楽ですよね。学校にも色々な年齢の人がいるし。ただ、仕事で周りの人たちが他の人の年齢を気にしていないか、といったら僕は違うと思っています。「年齢に関係無くやりたい事をやれば良い」というのとはまた別の観点でも周りの人を見る様な気がします。まあ、結局は自分がどう思うかですけどね。

会話で確信が持てないのは、僕にとっても悪い癖です。きっと、曖昧な解釈のまま進めて、実は間違っていても後でいくらでも訂正出来る、という感じで行った方が良いのでしょうね。

Year outは確か2年まででは??要はビザが取れるかどうかですよね?周りの友達にも訊いてみますね。

お返事ありがとうございます。
やはりイギリスで勉強するのはとてもお金がかかります。第一希望の学校は学費が破格の金額なので奨学金が出ない限り進学を断念しなくてはならないので残念です。でも、これも実力の内と思って頑張ります。

RIBA1の課程(と表現していいのかな?)を修了して普通に就職する人ももちろんいるんですよね。BAはあるわけだから…珍しいケースではあると思うのですが…。例えばインテリアデザイナーや家具デザイナーなど?

なかなか実際にイギリスの大学卒業して働いている方と知り合いでないので、ふれでぃさんのご意見はとっても役に立っていて、感謝・感謝です。

お返事遅くなりました。

最近は異常なまでのポンド高もあって、留学生には本当に大変だと思います。奨学金がうまく行くと良いですね。

PART1だけを終えて建築事務所で働いている人は、周りにも何人かいますよ。いずれ日本に帰るのであれば資格を取る必要も無いですしね。

上記の人たちも含め、建築事務所で働いている日本人の友達は何人かいますので、えっこさんが晴れて留学された時には機会があれば紹介しますよ。

ありがとうございます!!
昨日奨学金の会議がありました。通知は6月末までに届くようなので・・・面接並みにどきどきです。
Part1だけでもとりあえず働けるのはありがたい。予定ではPart3まで頑張るつもりです。
ぜひぜひ留学した時には・・・皆様のお話をもっともっと聞きたいです。

えっこさん、奨学金はうまく行くと良いですね。僕も最近、PART2くらいは取りたいなあ、と考えています。キャリアアップにも、英国での資格が結構重要な様なので。。。

同感!

こんにちは、はじめてです。
昨日初めてふれでぃーさんの留学ブログを拝見し、一気に全部読んでしまいました。で、今日は朝食を取りながら社会人バージョンのふれでぃーさんを引き続き、、、と、そこにこの「半年を終えて」。この内容がどうしても今の自分の気持ちと重なる点が多く、コメントを書かせてもらうことにしました。
というのも現在、中国の設計事務所に在籍してるのですが、正確に言うと昨日まで在籍していたのですが、その事務所は中国人スタッフより私を含め海外からのスタッフが多く、事務所ないのコミュニケーションはもちろん英語。私は一年間の語学留学経験があるものの、日常の会話の自信のなさはさておき、仕事上で自分の意見がまともにいえないというのは致命的でした。
長年の経験と、日本人の建築レベルを買われ、英語のレベルが“これ”程度でも4ヶ月前にこの事務所に加わるこのになったのですが、実際この4ヶ月満足な仕事は回してもらえず、結果辞めることになってしまいました。若い設計事務所だったので、他のスタッフと比べ自分の内容が劣ってるとは思えませんが、正直何もまともに言えない私の使い道はそこのいはなかったのです。
現在34歳、専門卒、かろうじて一級の資格は有り。このまま悔しい思いをのこしたまま日本にもどりどこかに就職はどうしても考えられず、そこで急所留学を思い立ったのです。
この時期から留学準備をするのは色々大学のHPを見て、かなり無謀なことだとしりつつも、自分を諦めたくないので頑張ってみようと思っています。
大学のコースの選択、もし戻れたら何をするのか、学費、、などなど正直心配事が山済みです。
私の6ヵ月後は何をしているのでしょうか。
同じ道を目指すものとして応援しています。頑張ってください。

みみさん、コメントありがとうございます。「一気に全部読んでしまった!!」って本当ですか? 全く嬉しい限りです。

この4ヶ月は苦悩の日々だった様ですね。異国の地で生活環境に慣れることすら簡単なことでは無いので、そこでいきなり(?)仕事をするというのは、非常に大変なことだと思います。ここまで来れただけでも、後できっと良かったと思える時が来るでしょう。

コミュニケーション能力については、この記事を書いてから1年半たった今でも、苦労は続いています。それが一番の壁であることは、以前にも増して実感しています。結局は、いかに自信を持てるかに尽きると思っています(それが難しい訳ですが・・・)。

ただ自分の場合、1年前に職場を移ったときは「瞬時に」ステップアップ出来ました。みみさんの場合も、これからまた環境を変えた時に、少し前進出来ると良いですね。

私が留学した時は36歳、同じ様な境遇を経験したものとして応援していますので、頑張って留学を実現させてください。来年秋からの留学を目指すのであれば、時期的には全然余裕だと思います。私の場合は、リサーチを始めたのは3月末でしたよ。

  • [2008/11/24 23:53]
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