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ふれあいの可能性再発見 

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留学中にプロジェクトや論文では、「人々のふれあい」をテーマの大きな柱として取り組んでいました。インドのスラム街で目にした貧しくも活き活きと暮らしている人々に感化されたことに始まったわけですが、論文では、彼らの暮らす住居やまち、特に「路地」には、先進国で希薄になっていると言われる「人々のふれあい」を取り戻すためのメカニズムがたくさん秘められていて、それらを住居設計やまちづくりの計画に取り入れることが出来る、と結論づけました。

ただ、「先進国」と一言で片付けてしまうのはいささか乱暴でしょう。例えばここロンドンでは、東京に比べて町中での「人々のふれあい」はかなり多いと感じていました。目的地が見つからない時は地図とにらめっこするより道行く人に気軽に尋ねるのが普通だし、快くそれに答えるのも普通です。

昨日の午後、大学の友人KZ君に頼まれ、学校近くの公園で模型の写真撮影の手伝いをしました。KZ君の造った模型が美しく、そしてとてつもなくデカかったこともあってか、通り過ぎる人たちはみな興味津々に見入っていました。そして、その多くの人たちが、「美しい!」とか「これは一体何なの?」などと、次々と話しかけてきました。そこでの出会いの一つ一つが、私にとっては何とも楽しいものでした。ロンドンと東京での人々の振る舞いの違いを改めて実感しました。

その人たちを何気なく観察していると、ちょっとしたことに気が付きました。興味を持ってそのまま話しかけて来る、或は通り過ぎる前から全く興味を示さないかの、だいたいどちらかなのです。東京なら興味を示しているのが明らかでもそのまま通り過ぎたり、興味がない振りをしてチラ見しつつ通り過ぎる人が多いと思います。特に後者は日本人特有の仕草のような気もします。

ロンドンに限らず、このような人々の振る舞いは欧米人に一般的な気質だろうと思います。昔日本で英会話の先生など、欧米人と多く知り合うようになった頃に、概してフレンドリーな彼らに感心させられ、「日本人にはこういうところが欠けている!」と思ったのを思い出しました。そもそも、「いつかロンドンで暮らしたい」という思いも、その頃に芽生えたものだったと思います。いざ来てみれば、日本の良さを実感することの方が多かった中、久々にロンドンの良さを実感出来たのは嬉しいことです。

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