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公聴会 

最近、今担当しているプロジェクトで公聴会に立ち会う機会が何度かあった。プロジェクトは、1950年代に開発されたあるニュータウンにおける住宅や公共施設の再開発のマスタープランニングである。日本で行われるのと同様に、公聴会は計画の内容について近隣住民に説明し意見を聴く物である。施主と開発コンサルタントによって催され、私たち事務所はプロポーザルについての説明を行った。

それは全くタフなものだった。同時に興味深く、またエキサイティングでもあった。私はいろいろとサポートをしていただけだが、有意義な経験だった。非常に口うるさい人々が結構、ある会ではかなり沢山いた。日本と全く同じだ! 会はきりがなく、手におえない状態だった。

こちらの人々は、日本に比べてより個人的意見の主張が強い気がした。そして、まさに保守的でもあった(大多数の人々は現状の住環境の維持を切望していた)。また、こちらの人々は日本人一般に比べプライバシーにうるさいことを実感した。近隣住民の何人かは、自分たちの寝室やあるいは庭すらも覗き込まれることについて問題視した。私はこの国ではこのような考えは一般的である事を分かってはいたが、予想以上の反応であった。そのような意見はある程度は理解出来るが、少し我がまますぎると感じた。

このプロジェクトでは私はプロジェクト・アーキテクトになった訳ではないが、プランニングのほとんどを任されてはいる。非常にやりがいがあるし、英国と日本とで地域計画の考え方がどれほど違うかを実感できている。特に、公聴会からのフィードバックなどは貴重なものだ。この経験は将来の日本での仕事に活かせると確信している!

(原文:英語

オフィスを去る 

話が前後してしまいますが、前のオフィスを離れたときのことを少しお話しします。

オフィスを去る人が出るたび、ボスの二人はその人の辞める日に事務所で壮行の乾杯を催してくれました。1年前にその事務所に入った直後に、一人の女性がオーストラリアに帰国のためオフィスを去るときにそれを体験しました。その儀式が印象的でまた所員がみなフレンドリーだったのに、何だか驚かされました。彼女はボス達と所員一同から素敵なプレゼントやカードを受け取り、そして涙を流しながらスピーチをしていました。

私はそのとき、このようなことがいつか自分にも起こるなどとは想像もできなかったのを覚えています。特に、20人ものアーキテクト達を前に英語でスピーチなんて、想像もつかない! そう、自分の英語には全く自信がなかったので。今は自信満々だと言っている訳ではありませんので、悪しからず。

しかしながら、結果としてその時は早々にやってきました。辞めると決めた時はその儀式に対してまだ不安に思っていましたが、幸運な事に同じ日に辞める人がもう一人居たのでした。また、実際1年しか居なかった訳で、そんな感情的な物にもなりませんでした。スピーチも何とかこなしました。

自分のスピーチの出来にはちょっと不満でした。まだまだ英語を頑張らないといけないことを実感しました。でも、今はそんなに悪くなかった様な気もします。まあ、少しは自信を持って受け止めてもいいのかも知れません。

私もボス達や同僚達から素晴らしいプレゼントとカードを頂きました。ボスからは素敵なお言葉も頂戴しました。彼女は私の働きぶりを高く評価してくれましたが、結構正直な気持ちに思えました。本当に素晴らしい会だったので、とても幸せに思います。

あ、言うのを忘れましたが、最後まで通常通り働きましたよ、終わりの1時間前まで!!

‘did you have a good time?’ 

前回書いたように、日本での滞在は有意義だった。日本の生活に完全に順応してしまったため、向こうに居る間はロンドンでの生活が夢のようにすら思えた。そのため、ロンドンでの生活やオフィスの環境に再順応出来るかどうかちょっと心配だった。英語を話すことについてもまた。

ところが、何も難しいことは無かった。オフィスに戻った日はちょっと緊張していたが、同僚達と言葉を交わすうち容易に落ち着くことが出来た。

たくさんの人たちが暖かく迎えてくれたので、オフィスはむしろ心地よく感じられた。日常的な慣習ではあるが、皆休暇がどうだったか聞いて来た。特に、ルーシーが暖かく明るく迎えてくれたのが嬉しかった(前にも書きましたが、彼女はブロンド美人ですが、残念ながら?既婚です 笑)。このような人々の振る舞いは、ヨーロッパの長所の一つだと実感しました。これはまた私がその昔、英国やヨーロッパの文化に興味を持ったきっかけの一つだったと思う。

オフィスにはお土産を持って行った。これもオフィスでは慣習になっていて、日本とほぼ同じだ。ただ違うのは、それに対する反応である。私が京都で買って来た生八つ橋を開けるやいなや、皆寄って来て興味津々に見入っていた。外箱の絵さえ興味を引いていた。そう、まさに期待通り! トーマス君に至っては、八つ橋1切れと外箱をガールフレンドの為に持って帰って良いかと聞いて来た。皆楽しんでくれて嬉しい限り。

それにしても、皆あてのe-mailで書いた訳 ’Ground rice and sugar made wrap with bean paste, a choice of mint or green tea taste’ (訳の訳:米粉と砂糖で出来た皮の包みアンコ入り、ニッキ味か抹茶味の選択)が適当だったかは、未だに謎である。

unfinished monkey business 

monkeybusiness.jpg
ここ数週間、毎週末に締め切りがあって非常に忙しい。ぐったりしている。またしても「ホリデー逃亡」のとばっちりを受けている。

今日、ボスにこんな事を言われた。

『俺たちは猿じゃないんだから、何か不審点があったら図面を描く前に何か言わないと駄目だよ。』

当然そのようにしていたので、別に気にはしなかった。当たり前の事である。そのような言葉は、どんなボスでも言いそうな類いのものだ。

実際、プロジェクト・アーキテクトのPターにはそのちょっと変なアイデアについて、それで良いのか確認した。それで良いとの事だったので深くは探らなかった。何せ時間も限られていた。それに、3ヶ月振りに戻ったプロジェクトで、いきさつも良く分かっていなかったのだ。正式な期限は明日であるが、Pターが今週からホリデーに行ってしまうので、全てを先週の金曜日までに終わらそうとしていた。現実は、夜中までやっても終わらず、未だにやる事が残されている。さらにはコンペの審査に直結するこの非常に重要な提出期限を目前に、プロジェクト・アーキテクト不在の状態で設計変更をかけようとしているのである。

素直にお話しすると、猿呼ばわりはご免である。プライドが許さない。断じて。しかし、もっと大事なことは、ボスが私にそのようなことを言ったというその事実である。つまりは、ボスにどう見られているかが現れているかも知れないのだ。年齢の問題とかではなく、評価の問題である。

いつも目標を持ってかつ前向きに、ベストを尽くそうとしているつもりだ。しかし、おそらく現実はこれである。日常の業務を通じてボスに評価されるのは常に難しいことだ。特に、70を過ぎているうちのボスを相手にするのはどうも難しい。でも、自分の計画を進行させるには、ボスに好印象を与えることは難しくも必要な課題である。

in only seven days 

jazz.jpg

先週はとても忙しかった。忙しすぎた訳ではないが、むしろ精神的にきつかった。だけれど、今までになく色々な事に取り組めた。

前の週の終わりに「テンダー・イシュー」(入札予定業者への設計図書配布)が済み今週はちょっと一息、という期待とは裏腹に、そのプロジェクトで色々とやる事が出来てしまった。何と、プロジェクト・アーキテクトはホリデーに行ってしまったのだ!彼女に逃げられた様な気分だった。何故なら、テンダー・イシューには落ち度がたくさんあり週の終わりまでに色々と取り揃えなければならなくなったのだ(日本で言う「追記」)。

その作業はボスと一緒にやらなければならなかった。彼は既に約70歳、ちょっと難しい。彼はこのプロジェクトにずっと携わって来たものの、全てを分かっていた訳ではないので、私にあれやこれやと質問を投げかけて来る。私が知りもしない様な事まで!また、たくさんの電話をかけたり答えたりし、他の設計関係者やメーカー、それに施主とも話をしなければならなかった。

本当にきつかった。日曜の夜である今でもぐったりしている。でも、とても良い機会だったと思っている。楽しみながらやった。普段は、特に未経験の事に対しては躊躇してしまいがちだが、今回は選択肢は他になし、やるしかなかった!お陰で、一週間という短い間にかなり進歩出来たように思う。

プロジェクト・アーキテクトにはだいぶ近づいたか!?

design team meeting 

私の現在のプロジェクトは設計の最終段階に入っている。先週、他の設計関係者たち(構造、設備のエンジニア、ランドスケープ設計者、積算技術者)を含めたデザイン・チーム・ミーティングがあった。このような打ち合わせに出るのは初めてだった。

特に緊張もしなかったし、結構発言することが出来た。自分が全ての事に慣れて来ていて、日本で働いていた時のようにやれるようにだいぶなって来ている、と実感できた。うまく行かずにへこむ事の方が多いけれど、今回はすごくいい気分だった。

電話にも少し慣れて来た。近頃は電話をしなければならないことが結構ある。しかし、自分が前のようには緊張していない事に最近気が付いた。

打ち合わせにしろ電話での会話にしろ、緊張さえしていなければなんとかなることが分かった。これによってもっと自信が持てるようになればと思う。何せ、「自信」こそ今の自分に一番必要なものだから。

the long and winding road 

現在のプロジェクトで、施主であるロンドンのある地区のカウンシル(役所)との打ち合わせに、ここ3回出席した。プロジェクト・アーキテクトのルーシーはこの間の約束通り、大事な場面に私がなるべく多く関われるよう配慮してくれている。しかしながら、私は今壁にぶつかっている。打ち合わせでは、私は会話の半分しか理解で来ていないのだ。

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成果 

先週のこと、私が今の事務所に入って以来初めて、自分の進歩を感じることが出来た。

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雪合戦!! 

snowheath.jpg

昨日、雪がたくさん積もりました。私がロンドンに来てからは、まともに積もったのは初めてです。東京でも最近はたくさん積もることは滅多に無かったので、昨日の朝は久々の雪の感触を足で楽しみながらオフィスに向かいました。

さてランチタイム、所員の一人が、

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christmas party 

christmas.jpg

もちろん、もう去年の話ですが、こちらのオフィスでも日本の忘年会のようにクリスマス・パーティをやります。

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